今回紹介するのは、「ミッドレンジトルネコ」です。
構築者は、第1期「竜王杯」の初期からトルネコのスペシャリストとして知られる「すみねこ」氏。デッキ攻略の参考にどうぞ!
top50in
今日はこれ、なんだかんだ先月の形に戻ってきている感じ pic.twitter.com/9f9RtV33Le— すみねこ (@sumineko_cat) 2017年12月22日
『ミッドレンジトルネコ』のデッキ概要
デッキレシピ(最新版)
※カード名をタップすると詳細情報へ飛べます。
ユニット:28枚 特技:2枚 武器:0枚

ゲーム実況動画(最新版)
攻略班トシ(@Toshi_GameAI)の解説動画です。立ち回りの参考にどうぞ!
デッキレシピ(竜王杯)
※カード名をタップすると詳細情報へ飛べます。
ユニット:28枚 特技:2枚 武器:0枚

ゲーム実況動画
攻略班トシが回してみました!
キーカードの紹介
カード名 | 解説 |
---|---|
![]() あおだけ童子 |
1ターン目「お宝発見」から2ターン目に2/4/3で召喚できるため、後攻時に真価を発揮するユニット。相手リーダーと相手盤面をみて、《つちわらし》+道具カードとの2択になる。 先攻でも相手がアグロデッキでなければ、3ターン目までにテンションを溜めて、テンションスキルと一緒に出す動きをすると良い。テリーやゼシカ相手の時は、テンションスキルで始末されるのを防ぐため、《いのちのきのみ》を使って「HP4」にしておきたい。 |
![]() キラーマジンガ |
条件付き「範囲除去」を持つ、クラス専用レジェンドレアカード。 相手リーダーにもダメージを加えることができるため、リーサル圏内に持ち込みやすい。必殺技の《あらくれ呼び》との合わせ技を使うことで、相手リーダーの体力を根こそぎ削り取ることができるのは脅威。 相手がテリーの場合、「雷鳴の剣+追加ダメージ」でも倒されないように、《いのちのきのみ》などで「HP9」にしておくと生存確率が跳ね上がり、次ターンの2回攻撃で怒涛のダメージを繰り出すことができる。 |
2T童子
2ターン目に4/4のユニットを場に出すことができれば、序・中盤の主導権を握りやすい。
使用者インタビュー(竜王杯のデッキ)
プロフィール
デッキ提供者 | |
---|---|
![]() |
Twitter: すみねこ(@sumineko_cat ) |
プロフィール
ハースストーン:最高到達順位42位
ハースストーン秋季日本選手権2016:ブロック配信実況担当
こだわりポイント
特に構築で意識していることは、大きく不利なデッキをなくすことです。
ランクマッチでは様々なリーダーと対戦するため、ある特定のリーダーに対して弱い構築にするのは非効率です。
そのため、丸い構築にすることで総合的な勝率を高くすることができています。
キーカードと採用理由
つちわらし
《つちわらし》は、種で強化して分裂させる使い方が一般的かもしれませんが、このデッキでの使い方は大きく以下の3つです。
また、テリーのテンションスキルを誘う対象として
2. 種で強化させて分裂(特にランプピサロ、ミネアに対して)
3. リッカと組み合わせてドローソース
はぐれメタル
《はぐれメタル》は、盤面処理に使うカードです。
序中盤にすることがないからと言って、このユニットを出して「とりあえずフェイスを攻撃する」なんてプレイは絶対にしてはいけません。手札の《たけやりへい》と種を組み合わせてどのユニットを処理できるかを常に考慮します。
たけやりへい
《たけやりへい》は、ユニットと組み合わせて相手のユニットと有利交換を狙います。場にユニットを常に残す状況を作ることでこのカードが活かせる状況を作ります。
亡者のひとだま
《亡者のひとだま》は、種が使えないユニットなので「アンチシナジーでは?」と思う人もいると思うので言及しておきます。
このデッキのひとだまは、「盤面を取るためのカード+ウォール要員」です。基本的にユニットをぶつけることでしかこのカードの対処はできないため、このユニットを出すことは相手のユニットを減らすことに繋がります。また、「アグロゼシカ」や「奇数ミネア」が特技で対処できないためウォールを作るユニットとしても強力です。
あらくれ呼び
《あらくれ呼び》は、フィニッシュ用を思い浮かべる方が多いと思いますが、盤面の処理に使うのも非常に強力です。下手にに出し惜しみする必要はないため、強力なユニットの返しにでも積極的に切りましょう。「奇数ミネア」や「ランプピサロ」など、横並びに対して強くないリーダーに対しては横に並べるために切ることもあります(ジャガーメイジには注意)。また、手札にある場合は相手リーダーのHPを減らすプランを取ることも考慮しましょう。
リッカ
《リッカ》は、無限のバリューを生み出すカード。
手札を減らすことなく展開ができます。6~8T目に展開を兼ねて出していくことが多いです。生き残るようにHP調整してあげて、次のターン返ってくれば勝ちでしょう。
アンルシア
《アンルシア》は、相手ユニットへの《ちからのたね》などと組み合わせることでATK4のユニットにも効果を発揮できることは覚えておきましょう。
また、場のユニットで処理ができる場合は、このカードを無理して使う必要はありません。使うタイミングは大きく以下の2つです。
2.5T目《レッドアーチャー》への返しで盤面を取る
ミッドレンジトルネコは、相手の動きを捌き続けて勝つパターンが最も多く、勝負が長引くことが非常に多いです。このデッキが苦手な動きは大型ユニットの連発であるため、特に「ランプピサロ」との試合では無駄に使うことは避けましょう。最低でも《ライノスキング》に打ちたいところです。
マルティナ
《マルティナ》の使い方として、「トルネコは数を展開されることに弱い」という弱点があります。その弱点を補うことができるユニットです。
「ランプピサロ」の《ドルマゲス》や《魔界の雷》、「アグロゼシカ」や「奇数ミネア」の横並びの強力なカウンターとなります。
《あやしいかげ》の処理にも有効なカードです。
キラーマジンガ
《キラーマジンガ》は、フィニッシャー1。
盤面の処理を行いつつ、次のターン以降2回攻撃でプレッシャーを与えます。ATKが5以下なので相手の《アンルシア》に引っかからない、HPが高いため返しのターンで処理するのが困難、という特徴があるため、フィニッシャーとして非常に強力なカードです。
ゾーマ
フィニッシャー2。
盤面を取る力が強いデッキなので、終盤のこのカードは非常に強力です。このユニットを安全に着地させるためのプランを取ることが多々あるため、外す理由はありません。
入れ替え候補
バロンジャッカル
《バロンジャッカル》は、元々《オークキング》の枠に入っていたユニット。
オークキング…ゼシカに対して有効
バロンジャッカル…テリー、ピサロに対して有効
アンルシアの対象となるのが弱点ではあります。
ガボ
《ガボ》は、《マルティナ》の代わりとして。《マルティナ》は縦並びに強く、《ガボ》は《亡者のひとだま》などの単体に強いです。個人的にはマルティナ推奨です。
シドー、バルザック、りゅうおうなど
グラコスとの入れ替えとして。
シドーは、「ランプピサロ」や「奇数ミネア」に対して強いです。《バルザック》は《アンルシア》でATK0にされても種で強化して効果の発動が狙えるため、結構いい候補だと思います。《りゅうおう》は盤面さえ取っていれば除去への抑止力になるので、これも良い候補です。
※カミュに関して
元々は《いかずちの杖》の2枚目を《カミュ》に変更しています。
対テリーのマッチアップは50-50なのですが、負け筋が《雷鳴の剣》をぶんぶん振られるだけです。
そのため、このカードを入れることによってマッチアップ相性を70-30まで持っていくことができます。対テリーを意識しないのであれば、好きなカードと入れ替えて良いでしょう。
不採用カードと理由
超ちからのたね
バフは《たけやりへい》とテンションによる種で間に合う、かつトルネコに対して横に並べる相手はいないためです。また、《リッカ》のバリューを下げるという意味でも特技カードの採用は少なめにしたいところです。このデッキでは、場にユニットを残す状況を作ることが大事であるため、ユニットを優先しています。
ガチャコッコ
採用していた時期もあったのですが、盤面を取っていくこのデッキではATKが低い状態で出てくることが多く、「アグロゼシカ」戦くらいでしか効果を発揮しにくいです。
ATKが低い状態では有利交換を取られることも多く、中盤以降は強く感じないため外しています。「奇数ミネア」、「アグロゼシカ」が蔓延しているなら採用もアリでしょう。
このデッキに関しては、《リッカ》、《アンルシア》、《キラーマジンガ》、《ゾーマ》は最低でも欲しいレジェンドです。これらのカードがあるのとないのでは、勝率に差が出てくると思います。
主な立ち回り
このデッキでの勝ち方は大きく以下の3つです。
2.中盤で盤面を取り《キラーマジンガ》、《ゾーマ》といったフィニッシャーを出す(40%)
3.強力なユニットと《あらくれ呼び》によるフェイスプラン(20%)
このように、こちらの強い動きをぶつけるデッキというよりは、「受け主体」のデッキとなります。
そのため、「1体のユニットで相手に2枚以上リソースを切らせる」という考えを持つのが大事になります。リソースを切らせるには相手のデッキに入っているカード、使われるカードを把握する必要があるため、想像以上にプレイング難度は高いと思います。
序盤はテンションゲージを貯める
基本的に、序盤はテンションを貯める行動を優先します。意味のない行動も絶対にしません。
例えば、
行動時の理由を考える
このデッキで何か行動をする際は、必ず「理由」を考えるようにすると良いと思います。
《イエローシックル》は《たけやりへい》と組み合わせることができるから盤面に出してもいいかな…とか、
《ドロヌーバ》のステルスを解除したら、相手がテンションスキルを使ってくれるかな…など、
些細なことでも良いので、考えながら試合を進めているとプレイングも身につくと思います。
マリガンで意識していること
絶対キープ
《つちわらし》、《ドロヌーバ》、《イエローシックル》、《あおだけ童子》、《はぐれメタル》
つちわらし、イエローシックルがある場合
絶対キープが2枚ある場合
《亡者のひとだま》、《オークキング》、《さまようよろい》も候補に。
対テリー
対ゼシカ
+《メラゴースト》、《ジャガーメイジ》(後攻)、《さまようよろい》(後攻)
対アリーナ
+《メラゴースト》
対ミネア
+《メラゴースト》、《ジャガーメイジ》(後攻)
対ピサロ
+《リッカ》、《亡者のひとだま》
体感マッチアップ相性
テリー(ミッドレンジ、コントロール両方)
カミュ入り:70-30(有利)
カミュなし:50-50(五分)
負けパターンは、《雷鳴の剣》を強化されて振り回されるパターンのみです。《雷鳴の剣》を2回振られる程度だったら耐えることができる展開が多いです。
リソース勝負で負けることはないため、必要以上にユニットを展開せず、相手のユニットを捌き続けてフィニッシャーを出しましょう。《アトラス》は処理できる盤面を作っておかないと大ダメージを食らうため注意。
カミュは、中盤の《きせきのつるぎ》ではなく、終盤の《雷鳴の剣》を奪うように。
アグロゼシカ
50-50(五分)
先攻取られて、ガンガン横並べされるとつらいです。しかし、盤面を取ることができれば回復もあるため、どうにかなることも多いです。
テンポゼシカ
55-45(微有利)
*プレイング巧者には「45-55」で微不利になる印象
《ようじゅつし》さえ処理できれば後続が続くことはないため、ほどほどユニットを並べつつ《はぐれメタル》や《あらくれ呼び》は、なるべく手札に抱えておきます。
《アンルシア》は、《バラモス》出現に備えて残しておきましょう。HP4を作っておくと、相手に多くスペルを切らせることに繋がります。
ランプピサロ
50-50(五分)
序盤にマナ加速されて、横並びの展開を作られるときついです。しかし、ピサロは横並びの展開に弱いため、一度盤面を取ったら有利に試合を運べます。
《メラゴースト》の1点、《はぐれメタル》と《妖剣士オーレン》の2点、終盤は《シドー》の4ダメージを確実にケアしましょう。
ピサロに関しては、ブロック状態を作っての《リッカ》への対処が困難なため、マリガンで残すこともあります。リッカを活かすことができれば確実に勝てるリーダーです。ピサロに関しては、相手の序盤が弱い場合フェイスプランを取ることがあります。
奇数ミネア
55-45(微有利)
ユニット1体あたりが出せるバリューは、こちらの方が圧倒的に高いです。《タロットショット》や《アルカナバースト》など、大きいダメージを出すことは得意なデッキですが、細かいダメージを散らすのは苦手なデッキです。そのため、横に並ぶ展開を作ったりブロックを上手く使って盤面を取りましょう。
HP1残しは《メラゴースト》、《ジャガーメイジ》があるためケアしましょう。
アリーナ(基本アグロ)
65-35(有利)
永遠に有利交換してるだけで勝てます。《おおくちばし》や《ストレートパンチ》で1点、《キラーマシン》の2点、《タイガークロー》の3点はケアしましょう。
トルネコ(結構軽めに組んであるもの)
50-50(五分)
トルネコは、盤面にユニットがいないと種もバフも使えないため、常に盤面の処理を優先します。後半のユニットのバリューはこちらが高いため、《あらくれ呼び》のケアさえできていれば耐えていれば勝てるでしょう。
記事を読んでくれた人に伝えたいこと
体感マッチアップで書いたように、苦手なデッキがほぼありません。どのようなデッキでも対等に戦えます。それは裏を返せば「小さなミスが負け筋に繋がる」とも言えます。多くの人が「テリー、ゼシカ環境」と言っていますが、間違いなくTier1に入ることができるデッキです。
ぜひ多くの人に触れてほしいな、と思います!
何か質問などありましたら気軽に聞いてください。また、ブログもたまに更新しているのでよかったら見てください。
すみねこ(@sumineko_cat )
DQライバルズ:すみねこブログ
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トルネコ(商人)最新デッキ一覧

デッキ名 | 必要錬金石 | 掲載日 |
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ミッドレンジトルネコ(構築:トシ) |
![]() |
01/31 |
ズートルネコ(構築:アグロ) |
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01/16 |
ミッドレンジトルネコ(構築:元すーサン) |
![]() |
01/03 |
スライムトルネコ(構築:GameAI) |
![]() |
12/31 |
ウィークエンド・トーナメント |
![]() |
12/25 |
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